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ビルド・ア・ガール How To Biold a Girl 10.22[Fri] ROADSHOW

わたしはわたし、がむしゃらに輝け!

ムビチケ発売中!

Introduction

失敗だなんて思わない。過去のジブンが未来を作る! 音楽ライター・ドリーのクソったれで愛しい日々に共感必至 青春エンパワーメントムービー誕生!!

主人公のジョアンナを演じるのは、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』や『レディ・バード』での名演技で強烈な印象を残した新星ビーニー・フェルドスタイン。劣等感もパワーに変えて、自らの力で未来を切り開くヒロインを魅力たっぷりに熱演する!

そんな彼女が初めて恋するロック・スターのジョンを演じるのは、人気ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のシオン・グレイジョイ役で注目を集めたアルフィー・アレン。ミステリアスな雰囲気と大人の包容力を備えた、ヒロインに寄り添う紳士を好演する。さらに主人公の運命を占う重要な役どころでオスカー女優のエマ・トンプソンが登場。

オアシス、ブラー、プライマル・スクリーム、ハッピー・マンデーズやマニック・ストリート・プリーチャーズといった人気バンドが旋風を巻き起こした90年代前半のUKロックシーン。原作はキャトリン・モランの半自伝的小説「How To Build A Girl」で、脚本も彼女自身が担当。当時のロック・ジャーナリズム業界の裏事情もうかがい知れる。

「何かが起こるのを待っていても人生は変わらない!」と、勇気を出して初めての世界へ一歩踏み出したジョアンナは、数々の失敗を経験する。それでも“いま”のジブンをフル活用し困難に立ち向かう。その姿には世代を超えて、誰もが勇気をもらえるはず。がむしゃらに突き進むジョアンナに共感せずにはいられない!

Story

いい子じゃお金を稼げない!辛口音楽ライター「ドリーワイルド」爆誕!

1993年、イギリス郊外に家族7人で暮らすジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)は、底なしの想像力と文才に長けた16歳の高校生。貧しくも優しい両親や兄弟に囲まれているが、学校では冴えない子扱い。あふれる表現欲求や自己実現を持てあまして悶々とした日々を送っている。

「わかってる。定番のヒロインと私は全然違うよね」

そんな環境を変えたい彼女は、音楽マニアの兄クリッシーの勧めで大手音楽情報誌「D&ME」のライターに応募。単身で大都会ロンドンへ乗り込み、仕事を手に入れることに成功する。
そして大切な髪を赤く染め、奇抜でセクシーなファッションに身を包んだジョアンナは“ドリー・ワイルド”へと生まれ変わり、ロックの世界に引き込まれていく。音楽ライターとしてその才能を開花させ人気者となったジョアンナだったが、インタビュー取材で出会ったロック・スターのジョン・カイト(アルフィー・アレン)に夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。

「生き残りたいなら、全て蹴散らせ!」という編集部のアドバイスにより“いい子”を捨て、“嫌われ者”の辛口批評家として再び音楽業界に返り咲くジョアンナ。過激な毒舌記事を書きまくる“ドリー・ワイルド”の人気が爆発する。地位と名声、お金も手に入れるが、しかし彼女はだんだん自分の心を見失っていき……。

Cast

  • ビーニー・フェルドスタイン
    (ジョアンナ・モリガン)

  • パディ・コンシダイン
    (パット・モリガン)

  • サラ・ソルマーニ
    (アンジー・モリガン)

  • アルフィー・アレン
    (ジョン・カイト)

  • ローリー・キナストン
    (クリッシー・モリガン)

  • エマ・トンプソン
    (アマンダ・ワトソン)

Staff

  • 監督:コーキー・ギェドロイツ

    イギリスのドラマ・映画監督。本作で初の長編映画作品の監督を務める。
    BBCドラマ「The Virgin Queen」(2005)でエミー賞国際部門と英国アカデミー賞にノミネートされ、「THE HOUR 裏切りのニュース」(2011) ではエミー賞、並びに、ゴールデングローブ賞の監督賞候補に。
    2016年、カーラ・トイントン、アレクサンダー・アームストロング主演の「The Sound of Music Live」で英国アカデミー賞最優秀監督賞を獲得。
    2017年のHuluドラマ「Harlots/ハーロッツ 快楽の代償」がイギリスで大ヒットした。
    その他「The Killing ~闇に眠る少女~」(2011~)、「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」(2014~)、ナオミ・ワッツとビリー・クラダップが共演したNetflixドラマ「ジプシー」(2017)、Netflixドラマ「運命の7秒」(2018)などを監督している。

  • 原作/脚本:キャトリン・モラン

    イギリスのジャーナリスト、作家、テレビ司会者。
    15歳でイギリスの新聞「オブザーバー」紙の若者レポーター賞を受賞し、1991年に16歳で初の小説「ナルモ年代記」を出版。同年、週刊音楽雑誌「メロディ・メイカー」で歴代最年少のロック評論家として活躍し始める。17歳で、タイム紙の週刊コラムニストとなり、チャンネル4の音楽番組「ネイキッド・シティ」の司会者に抜擢される。
    その後25年に渡り、英国記者賞や英国雑誌編集者協会(BSME)賞など多様な賞を毎年のように受賞してきた。2011年のギャラクシー・ブリティッシュ・ブック賞最優秀図書賞を受賞した小説「女になる方法」は、これまで25か国語に翻訳され、世界的ベストセラーとなっている。2014年発表の「How to Build a Girl」(※原作)、2018年発表の続編「How to be Famous」をはともにイギリスでは発売するなり書籍販売数首位となった。

Production Note

主演:ビーニー・フェルドスタイン

主人公のジョアンナ・モリガン役の選出はこの企画で最も重要な課題だった。19世紀の古典文学(ジェーン・オースティン、ブロンテ姉妹など)に心酔している16歳の無垢な女の子が、ド派手なロック好きに大変身する。そんなヒロインを演じる役者を見つけるのは簡単ではない。
キャスティング・ディレクターのシャヒーン・ベイグは英国中を探したが、結局求めていた適役は海の向こう――アメリカ西海岸で見つかった。それがビーニー・フェルドスタインだ。監督のギェドロイツは言う。「ちょうどキャスティングをしている時に公開されたグレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』(17)で、ビーニーは主人公の親友を演じていた。映画を観ても彼女に釘付けだったわ。早速スカイプで連絡を取ったの。」
ジョアンナの人物像を掴み、方言を習得するため、ビーニーは主人公が暮らす(つまり原作者モランの地元である)英イングランド中部の街、ウルヴァーハンプトンにしばらく滞在してアルバイトをした。「ほかでは全然通じない固有のアクセントでびっくりしちゃった。お店でバイトしたのは一生忘れられない時間になったわ。その店って、25人の地元の女性アーティストが運営しているフェミニストの理想郷みたいなところなの。アーティストたちの作ったジュエリーやカードやブレスレットを置いてあって、毎日日替わりでいろんな作家さんがお店にいる。いろんなアクセントの方言を習得できたし、ウルヴァーハンプトンで成長するというのがどういうことか、多角的に知ることができた。アーティストたちとは今もフェイスブックで繋がっているわ。」
原作者キャトリン・モランもビーニーを絶賛する。「最初、彼女とはディナーで会ったんだけど、ビーニーったら真面目でね。脚本やメモを入れた大きなフォルダーを抱えてきて、そこに質問をびっしり書いてあるわけ。私が書いたのって下ネタ満載の笑える映画の脚本じゃなかったっけ?と焦ったわ。彼女は本当にデキる子だし、カメラ映りもよくて、ウルヴァーハンプトン出身のディズニー映画の王女様みたい。」

アルフィー・アレン、エマ・トンプソンなど脇を固める実力派出演者たち

チャーミングな主演を取り巻くキャストには最高の実力派が揃った。ジョアンナを虜にする労働者階級のヒーロー、誠実なロック・スターのジョン・カイトを演じるのはアルフィー・アレン。HBOのドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~19)のシオン・グレイジョイ役で人気爆発し、全8シーズンの撮影を全うした。極めて多才な、イギリスを代表する若手俳優である。
ジョアンナを見守る優しい家族たち――モリガン一家のキャスティングもまさにパーフェクトだ。元ミュージシャンで、娘ジョアンナの良き理解者であり、まだプロとして成功する夢を捨てきれない父親のパット役は、監督・脚本家としても評価の高いパディ・コンシダイン。初監督作『思春期』(11)では英国アカデミー賞新人監督賞をはじめ、数々の受賞に輝いた。もちろん俳優としても『24アワー・パーティ・ピープル』(02)や『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(07)など多数の人気出演作がある。母親アンジー役のサラ・ソルマーニは、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモデ期』(16)でレネー・ゼルウィガー演じる主人公の親友ミランダ役でよく知られている。そして鮮やかな印象を残す聡明な兄のクリッシー役は、ザ・スミスのボーカリストであったモリッシーの伝記映画『イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語』(17)でギタリストのジョニー・マーを演じた注目の新星である。
さらに映画の終盤、まるでサプライズのようにジョアンナを作家の道に導く出版・編集のボスとして登場するのが、オスカー女優のエマ・トンプソンだ。『ハワーズ・エンド』(92)で1993年のアカデミー主演女優賞を受賞。そして優れた脚本家でもある彼女は、主演を兼ねた『いつか晴れた日に』(95)で1996年のアカデミー賞脚色賞を獲得している。
原作者で脚本を手掛けたモランは、撮影現場でのトンプソンの印象的な振る舞いをこう表現する。
「彼女、高級店のチョコレートの箱を持ってセットにやってくると、みんなにチョコをふるまって回ったの。エマ・トンプソンって、そういうことが自然にできる人なのよね。彼女がセットに来た日は“エマ・トンプソンの日”として知られているわ――もう、まるで聖人よ!」

ジョアンナのGOD WALL(神の壁)

「この映画は1993年が舞台で、最初はそんなに遠くない時代だなと思うんです。でも実際には25年も前で、すべてが今とはかなり変わっているのです。カトラリーやお皿、写真、洗濯機など……そのため当時のことを細かくリサーチしました。」
そう語るのはプロダクションデザイナーのアマンダ・マッカーサー。彼女は今回の映画のために75ものセットを作った。これは通常の映画の1.3倍に相当する。
その中でマッカーサーの着想と手腕が最も活かされたのが「GODWALL」(神の壁)である。ジョアンナにとっての神々――歴史上の偉人たちのピンナップを壁一面に貼った彼女の寝室。女優のエリザベス・テイラー、作家のブロンテ姉妹やシルヴィア・プラス、歌手のドナ・サマー、古代エジプトの女王クレオパトラ、精神科医のフロイト博士、思想家のカール・マルクス……彼らがピンナップの中で生命を持って動き出し、迷えるジョアンナを口々に励ましてくれる。これは原作にない映画オリジナルの設定だ。
マッカーサーはこう語る。「GODWALLはとてもエキサイティングです。最初にこの映画を売り込んだ時、私は神の壁の小さな模型を作ったんです。それを監督のコーキーが気に入ってくれたのだと思います。コラージュのようなものですが、歴史上の偉人たちが生命を宿してしゃべりだすのですから、とても面白かった。」
監督のギェドロイツは、このジョアンナの内面とコミュニケーションを取る神々に、観客も馴染みのある有名俳優たちをキャスティングすることにした。「シャーロット・ブロンテ役は私の妹のメルなんだけど(笑)、それを皮切りに、エリザベス・テイラーにリリー・アレン、フロイトにマイケル・シーンと、みんなが『この人知ってる!』って具合に楽しめる俳優たちにお願いしていったの。」

1990年代初頭のUKロックシーンと音楽ジャーナリズム

本作の物語は、キャトリン・モランが16歳の時、『メロディ・メイカー』誌でジャーナリストとしてのキャリアを始めた際の実話がベースになっている。1993年、労働者階級から脱出してより良い人生を掴みたい16歳のジョアンナ・モリガンは辛口音楽ライターのドリー・ワイルドとして大成する。
物語の背景となっているのは1990年代初頭のUKロックシーンだ。映画の中でテレビ番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演しているハッピー・マンデーズは、マイケル・ウィンターボトム監督の『24アワー・パーティ・ピープル』(02)でも描かれた「マッドチェスター」というマンチェスター発の音楽ムーヴメントの代表バンド。
また劇中でジョアンナが初めて取材し、その音楽とライヴ・パフォーマンスに魅了されるのがマニック・ストリート・プリーチャーズ。今も現役で活躍するこのウェールズ出身のロックバンドは、当時「お騒がせバンド」として有名だった。インディーズ時代に「デビューアルバムを世界中でナンバーワンにしたあと、解散する」という大胆な声明を出し、1992年にデビューアルバム『ジェネレーション・テロリスト』を発表(UKチャート13位)。熱狂的ファンを獲得したが、あっさり解散宣言を撤回したことでさらに物議を醸し出した。だが93年には2ndアルバム『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』を発表し、UKチャート8位まで上昇する。
ちなみにこの映画の物語のあとで巻き起こるのが「ブリットポップ」ブームである。オアシスがデビューし、ブラーが名盤『パークライフ』を発表した1994年を皮切りに続々と新人バンドが登場。1995年8月には両雄バンドのシングル、オアシスの「ロール・ウィズ・イット」とブラーの「カントリー・ハウス」が同日発売。そのライバル関係をメディアが煽る形で「オアシス vsブラー戦争」と名づけられた。まだインターネットが普及する以前、マスメディアのジャーナリズムは絶大な力を持っており、ミュージシャン側と共に、時には敵対しながら音楽シーンを盛り上げていたのである。

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ビーニー・フェルドスタイン
(ジョアンナ・モリガン)

1993年6月24日生まれ。
グレタ・ガーウィグ監督作品『レディ・バード』(2017)への出演で注目された、アメリカの新進女優。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)ではケイトリン・デヴァーとともに主演を務めた。
ジェマイン・クレメントとタイカ・ワイティティ脚本によるカルト的人気を誇る映画をテレビドラマ化した「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」(2019)や実在の事件を基にした「アメリカン・クライム・ストーリー」の新シリーズ等話題のドラマにも多数出演。

パディ・コンシダイン
(パット・モリガン)

1973年9月5日生まれ。
俳優、監督、脚本家と多方面で活躍し、いずれも高い評価を受ける。近年は、ブロードウェイで上演され、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞したジェズ・バターワース演出の「The Ferryman」(2017)ほか、Amazon プライム・ビデオ「THE INFORMER/三秒間の死角」(2018)やHBO「サード・デイ ~祝祭の孤島~」(2020)に出演。
長編映画監督デビュー作品『思秋期』(2011)は、英国アカデミー賞新人監督賞、英国インディペンデント映画賞最優秀賞、サンダンス国際映画祭監督賞をはじめ、数々の賞を受賞した。

サラ・ソルマーニ
(アンジー・モリガン)

1986年9月4日生まれ。
イギリスの女優、脚本家、活動家。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016)でレネー・ゼルウィガー演じる主人公の親友ミランダ役の演技が高く評価され、イヴニング・スタンダード紙の選出する最優秀女優賞候補となった。
また、英国アカデミー賞を受賞したコメディ番組「Him & Her」で主要な役を演じた。

アルフィー・アレン
(ジョン・カイト)

1986年9月12日生まれ。
もっとも多才な若手俳優の一人として世界的に注目されているイギリス人俳優。
HBOのドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」にはシオン・グレイジョイ役として2011年に初登場。一世を風靡したこの人気ファンタジードラマの同役を、8シーズンに渡って全うし、脚光を浴びる。
ほか出演作に、Huluのシリーズドラマ「Harlots/ハーロッツ 快楽の代償」(2019)、タイカ・ワイティティ監督、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン出演の『ジョジョ・ラビット』(2019)がある。

ローリー・キナストン
(クリッシー・モリガン)

1994年2月24日生まれ。
イギリスのバンド・ザ・スミスのボーカル、モリッシーの伝記映画『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語』(2017)でジョニー・マーを、BBC Twoのサンディ・ジョンソン監督ドラマ「Cradle To Grave」(2015)では若きダニー・ベイカーを演じたほか、ホーカン・ネッセルのベストセラー小説を映画化したダニエル・アルフレッドソン監督作『Intrigo: Dear Agnes』(2019)にも出演。

エマ・トンプソン
(アマンダ・ワトソン)

1959年4月15日生まれ。
イギリスの女優・脚本家。『ハワーズ・エンド』(1992年)で主演女優賞、脚本を手がけた『いつか晴れた日に』(1995年)で脚色賞と、2度のオスカーに輝く。最新作『クルエラ』(2021年)ではカリスマファンションデザイナーのバロネス役でエマ・ストーンとの共演が話題に。